『下町ロケット』の池井戸潤、新刊の舞台はなんと埼玉です!
埼玉県行田市にある老舗の足袋業者が、足袋製造の技術を
いかしてランニングシューズの開発に挑む。
スポーツブランドとの競争や資金難などに苦しみながらも、
伝統と情熱をかけて一世一代の大勝負に打って出る!
実際に行田は江戸後期から昭和中期にかけて足袋の生産で栄えた町で、
最盛期には全国の足袋の実に八割を生産していたそうです。
現在でも行田には多くの足袋蔵が残っています。他にも、全国でも
有数の規模を誇る古墳群があり、『のぼうの城』の舞台にもなった
忍城があり、県名発祥の地とも言われており…歴史的ロマンあふれる
街、行田が今熱い!
陸 王
池井戸潤
集英社
1,836円
【さいたま朝日2016年7月号掲載】
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