明治時代初頭、開国によって大海へ放り出された日本は、欧米列強の
荒波に飲み込まれまいと、明治7年外貨獲得のため、西欧諸国で愛飲
されていた紅茶の輸出を計画した。
この計画にいち早く反応したのが5人の“さいたま人”だった。彼らは、
当地に自生する茶葉から、これまで見たことも味わったこともない
紅茶を苦心して作り上げた。それは日本を代表する「紅茶見本」として
大海を越え、ついにイタリアに渡った。
このジャパニーズドリームともいえる、茶葉に情熱をかけた明治の
“さいたま人”にスポットを当てた特別展が開催される。
〇会期 10月6日~11月18日
〇時間 9~16時半
〇会場 さいたま市立博物館(さいたま市大宮区高鼻町2-1-2)
〇料金 無料
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