さいたま市は30日、今月5日から開会する9月定例市議会に
補正予算案を提案することを発表した。
主なものに「安全性に問題のある小中学校のブロック塀
等を撤去する」がある。
今年6月18日に起きた大阪府北部地震の際には、ブロック塀が
倒れて、登校途中だった小学生が下敷きになって死亡している。
さいたま市ではこれを受けて、市内の小中学校を点検し、
小学校で27校、中学校で12校に安全性に問題があることを
確認。今回建築基準法施行令に適合しないブロック塀を撤去し、
新たな塀が設置されるまでの間、仮設フェンスを設置するとともに、
高さ2.2m以上のブロックのサッカー用シュート板を部分撤去する。
小学校施設等維持管理事業に1億5982万円、中学校施設等維持管理事業
に7012万円を計上している。
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