江戸時代前期、円空は全国を旅しながら、素朴で野趣に富んだ仏像を
数多く制作した。その仏像は粗削りながらも、木の素材の魅力を
ダイナミックに表現した独特なもので、今も見る人を惹きつける。
埼玉県内には約170体の円空仏が確認されている。さいたま市や春日部市、
蓮田市に多く残っていることから、円空が江戸から日光に向かう際に
立ち寄ったのではないかと考えられている。
9月2日まで県立歴史と民俗の博物館で公開されている。
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/
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