『さいたま朝日』の8面コラム「本のソムリエ」に掲載された
本を『さいたま朝日WEB』でもご紹介します。
◎「いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」
立川談慶
タイトルからすると落語に関する本かと思ってし
まいますが、ビジネスや日常にも活用できる、わ
かりやすい「話し方」の指南書です。著者の立川
談慶氏は3年間ワコール社員としてサラリーマン
の経験もありながら、現在は立川流の真打という
「話し方のプロ」。落語家としての視点から、師匠
談志の言葉を例に出し、話し方の極意を伝授して
くれます。と同時にサラリーマン時代のエピソー
ドなども紹介してより実践的に話術を磨くための
テクニックも多く教えてくれます。他の話し方指
南書にはない視点から挙げられたテクニックも多
く、すでに「話し方」の本を読んで、はたしてそ
れを活かせているのか?
疑問に思っている方、必見です。
◎「いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」
立川談慶
大和書房・ 1512円
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