大宮をこよなく愛し、街の活性化を願う駅周辺の商店が中心となり、「大宮ナポリタン会」が発足した。
今月24日には、設立総会が開かれ、32の加盟店でスタートをきった。
鉄道の街として栄えた大宮駅周辺には、かつて喫茶店も多く、その定番メニューとしてナポリタンが
親しまれていたという。大宮駅周辺で食べたナポリタンを懐かしむ声をヒントに、大宮の誇る
「氷川神社の鳥居」の朱色、「大宮アルディージャ」のチームカラーと「大宮区」の色である
オレンジにも関係が深いことから、ナポリタンを街の新名物にしようと「大宮ナポリタン会」は
発足された。
加盟の条件は、旧大宮市内にある店舗で、埼玉県産の野菜を1種類以上使用したナポリタンを
提供すること。それさえ守れば味付けは和風でも中華風でもエスニックでも構わないこという
ことなので、多様な店舗が加盟し、多くの市民に楽しんでもらえそうだ。加盟店は共通の幟と
ポスターを掲示している。
既に5月に開催されたアルディージャのホームゲームの際には、会場付近に「大宮ナポリタン会」
として屋台を出店。今後も大宮を中心とした街のイベントにも出店して、「大宮ナポリタン」を
広めていく予定。
望月義一会長は「会員は大宮をこよなく愛する店ばかり。大勢の人に大宮に来てもらい、楽しん
でもらいたい」と。
また宮城正和副会長は「みんなで知恵を出し合い、協力することでお客様にも喜んでもらえる
し、商店会の人材育成にもつながる」と、共に大宮ナポリタンを大宮の名物に育てていきたいと
している。
◎大宮ナポリタン会(現在、全て大宮区内)
伯爵邸▼Bistro883(宮町1-91)▼トマキュウ レモン▼HAL SHUN▼Sparkling Heart′
▼ビストロ ボナベティ▼リスト ランテ ロアシ▼レストラン ポプラ▼Ber&Trattoria Diavola大宮店
▼Hert▼TreBicchieri▼LUMBINI▼高島屋8階レストランローズ▼カレーハウス一番館▼Villa
▼うどん あかね&ミドリダイニング▼wine café Bordeaux▼中華料理 柳華▼もんじゃ たかの
▼町の洋食屋アイリス▼タイ料理マリタイ▼カフェテラスひまつぶし▼清水園▼レストラン アン・ドゥ・トヮ
▼パレスホテル▼東晶大飯店▼ひいき屋東口店▼ひいき屋西口店▼豚dining831ぶたのしっぽ▼山水苑
▼bar Deep´s▼Cafe&ShotBarFRESCO
伯爵邸のナポリタン。
【さいたま朝日2015年9月27日号より】
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