今年25周年を迎えたバードカービングクラブ。
浦和区の岸町公民館で月2回活動している。
会員は24人、平均年齢は70代半ば。
年輪が少なく、材質の柔らかい輸入木材からナイフと彫刻刀で
野鳥を彫る。実際の野鳥の大きさで作るのだが、まずは型紙を
作る。写真集や図鑑を参考にするが、題材が野鳥だけに、ある
一面の写真はあっても、上からや下から撮った写真など細部の
資料が少なく、なかなか容易ではない。そこから木材を糸鋸で
大雑把に切り出し、ナイフで丸味を付けていく。
さらに彫刻刀で細かい作業を終えると、色褪せをしないという
アクリル絵の具で色を塗って完成。はじめは雀を彫るが、徐々に
自分の好きな野鳥に挑戦。慣れてくると3~4か月で一作品を
完成させるという。苦労して完成させた作品ほど愛着が湧き、
それらを眺めるのがまた一興とか。
クラブの代表は「みんな何の知識もないところから始めましたが、
長く続けている会員が多いですよ。家族や知人に褒められたり、
感心されて、また作ろうと意欲が増しますね」と語る。
6月18日(木)から20日(土)までの10時から17時(初日は12時から)に、
浦和駅東口のコムナーレ9階で作品展が開かれる。
会員の力作が約40点展示される。
【さいたま朝日2015年5月24日号掲載】
今年25周年を迎えたバードカービングクラブ。浦和区の岸町公民館で月2回活動している。会員は24人、平均年齢は70代半ば。
年輪が少なく、材質の柔らかい輸入木材からナイフと彫刻刀で野鳥を彫る。実際の野鳥の大きさで作るのだが、まずは型紙を作る。写真集や図鑑を参考にするが、題材が野鳥だけに、ある一面の写真はあっても、上からや下から撮った写真など細部の資料が少なく、なかなか容易ではない。そこから木材を糸鋸で大雑把に切り出し、ナイフで丸味を付けていく。さらに彫刻刀で細かい作業を終えると、色褪せをしないというアクリル絵の具で色を塗って完成。はじめは雀を彫るが、徐々に自分の好きな野鳥に挑戦。慣れてくると3~4か月で一作品を完成させるという。苦労して完成させた作品ほど愛着が湧き、それらを眺めるのがまた一興とか。
代表の佐藤二三男さんは「みんな何の知識もないところから始めましたが、長く続けている会員が多いですよ。家族や知人に褒められたり、感心されて、また作ろうと意欲が増しますね」と語る。
6月18日(木)から20日(土)までの10時から17時(初日は12時から)に、浦和駅東口のコムナーレ9階で作品展が開かれる。会員の力作が約40点展示される。▼問合せ 833-1762(佐藤さん)
クラブ
今年25周年を迎えたバードカービングクラブ。浦和区の岸町公民館で月2回活動している。会員は24人、平均年齢は70代半ば。
年輪が少なく、材質の柔らかい輸入木材からナイフと彫刻刀で野鳥を彫る。実際の野鳥の大きさで作るのだが、まずは型紙を作る。写真集や図鑑を参考にするが、題材が野鳥だけに、ある一面の写真はあっても、上からや下から撮った写真など細部の資料が少なく、なかなか容易ではない。そこから木材を糸鋸で大雑把に切り出し、ナイフで丸味を付けていく。さらに彫刻刀で細かい作業を終えると、色褪せをしないというアクリル絵の具で色を塗って完成。はじめは雀を彫るが、徐々に自分の好きな野鳥に挑戦。慣れてくると3~4か月で一作品を完成させるという。苦労して完成させた作品ほど愛着が湧き、それらを眺めるのがまた一興とか。
代表の佐藤二三男さんは「みんな何の知識もないところから始めましたが、長く続けている会員が多いですよ。家族や知人に褒められたり、感心されて、また作ろうと意欲が増しますね」と語る。
6月18日(木)から20日(土)までの10時から17時(初日は12時から)に、浦和駅東口のコムナーレ9階で作品展が開かれる。会員の力作が約40点展示される。▼問合せ 833-1762(佐藤さん)
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