旅とは、日常を離れた別の土地で出会うものに驚き、
感動を覚え、世界の多様性を感じること。
その驚きや感動を記憶するため、また人々に伝えるために、
旅人は日記や手紙を書いたり、記念の品を持ち帰ったり、
風景や人物を描いたり、近年では写真で光景を撮影する。
交通と観光の発達、社会環境の変化につれ、旅の持つ意味も
大きく変化し、旅への想いは時代や社会の姿を敏感に映す。
本展は旅をめぐるさまざまなテーマを、主に西洋近代の絵画や
版画、写真、挿絵本などを通して読み解きながら「旅と芸術」の
物語へといざなう。
◆埼玉県立近代美術館(北浦和駅西口徒歩3分)
◆2016年1月31日(日)まで開催中。10時〜17時半
(入場は17時まで。月曜と12月21日〜1月4日休館。11月23日と1月11日は開館)
◆観覧料1200円(大高生960円、中学生以下無料)
◆問合せ☎824-0111
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