第1回の「さいたま国際マラソン」が11月15に開催されることが
正式に決定した。ハーフを中心とした「さいたまシティマラソン」が、
これでフルマラソン化する。
市民優先枠は、申込開始4分後に定員を満たした。
昨年で横浜国際女子マラソンが終了し、その後継大会の候補地として、
さいたま市が上がっていた。
清水勇人市長は小紙の昨年12月号のインタビューでも「シティマラソンを
ハーフで行ってきて、ランナーからの要望もあり一昨年からフルマラソン化の
準備を進めてきた。そこに非公式に県と市に日本陸連から打診があった。
『スポーツのまち・さたいま』をアピールできるシンボルイベントとなる
だろうとの期待感を持っている」と語っていた。
今大会の国内外の女子エリートランナーも出場する「日本代表チャレン
ジャーの部」は、2016年のリオデジャネイロオリンピックの女子マラ
ソン代表選考競技会でもある。
シティマラソンでは15000人を超える参加があったが、国際マラソンの
参加募集は1万人。
そのうち市内優先枠は250人で、募集開始直後4分で定員となった。
市関係者によると、準備期間が短く、コースの設定や交通規制も
勘案してこの募集規模になったが、今後今大会を踏まえて開催時期や
コース、規模も検討していくとのこと。
コースはさいたま市の中心であるさいたま新都心のスーパーアリーナ前を
スタートそして、日本一のけやき並木のある埼大通り第2産業道路の
シンボル・山崎の大けやきで折り返し、
見沼田んぼを望む見沼有料道路を横断し、
埼玉スタジアム横で折り返し、越谷市の田園地帯である神明町で折り返し、
駒場スタジアムまで戻り、北浦和から大宮吉敷町までの旧中山道が最後の
デットヒートを繰り広げる直線になりそう。道路幅が狭い分、沿道の観客に
は臨場感溢れる幹線エリアになりそう。先月15日に開かれた会見では、
ゲスト参加したシドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さんは、このコースを
起伏の激しいコースで、折返しもうまく利用できる本当の強さと賢さがある
選手が勝てるコースとの解説をしていた。
地域住民への呼びかけとして、レース当日は交通規制があり、フルマラソンの
時間制限が4時間ということもあり、14時頃までは、迂回を強いられそう。
特に北浦和駅や与野駅東口を利用する市民は、近くの歩道橋への迂回が
求められるため、交通起案の異様に際しても事前の準備が必要とされそう。
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